会長挨拶
令和2年度後期定時代議員会にて承認され、令和3年4月より会長職に就きました伊藤裕一郎です。
この名古屋市学校歯科医会は沿革にもあるように1932年(昭和7年)に設立し名古屋市歯科医師会や愛知県歯科医師会よりも歴史が古く、もうすぐ90年を迎えようとしている歴史のある会です。
我々の会員は学校歯科医として担当している学校・園にて歯科保健活動を行っていますが、本会は会員への事業だけでなく名古屋市からの委託事業をはじめ、園児・児童・生徒や学校に対する取組も行っています。また、名古屋市教育委員会や歯科医師会、学校保健会との連携も強固とし、ご家庭や地域、学校にて生きる力、生き抜く力を育んで自律的な健康づくりが実践できる大人へと導く理念のもと会務運営を行う所存です。皆様方におかれましてはこれまで以上に学校歯科保健にご理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
沿革と性格
昭和6年、学校歯科医令及幼稚園歯科医令の公布に伴い、翌年、名古屋市立の小中学校に学校歯科医が嘱託されたのを期に119名の会員で組織されたのが本会の始まりです。
翌昭和8年には第1回良い歯の会(歯をまもるよい子の会の前身)が市公会堂にて開催されています。
(「70年のあゆみ」参照)
本会は現在、名古屋市学校保健会の分科会として、また日本学校歯科医会の加盟団体として活動しており、教育委員会、学校、医師、薬剤師、PTA関係者と組織活動を行いながら、教育現場にて保健教育、保健管理、保健指導を展開しています。

組織図

各部の紹介
120運動部
120運動(名称は平成25年度より121運動から120運動と変更されました)
すでに12歳児DMFt値は1以下ですが、より少なくするため日々委員一丸となって努力をしています。
また実施校を増やすため、実施終了校が学校独自で120運動を行っていただけるように支援を行っています。
会計部
会計業務
- 各事業における経費の支払い、領収証の管理
- 会計現況報告、決算報告、特別積立金現況報告、事業運営基金出納報告
- 予算の立案
- 委託事業費の管理
学術部
学術部は学校歯科医生涯研修制度基礎研修会(従来の新任と生涯研修会が統合)、学校歯科実務セミナー要項改訂、リーフレット作成、名学歯ホームページ、教育医学(名古屋)投稿、講師派遣等の活動を行っています。
企画・広報部
企画・広報の主な事業
- 1.歯科衛生優良校審査会
- 2.歯をまもるよい子の会
- 3.養護教諭役員との協議会
- 4.図画・ポスター・標語審査会
- 5.なごや8020フェスティバル
- 6.広報活動(愛歯月報、名歯会報、日学歯会誌への投稿)
総務部
総務部の主な事業内容
- 1.理事会の開催:本会の運営、事業の推進、発展、向上のための協議会。
- 2.常務理事会の開催:理事会の準備協議機関。
- 3.支部長会の開催:各種報告、協議、要望等を行う。
- 4.総会の開催:本会会員に対して、事業の報告、研修、顕彰を行う。
- 5.代議員会の開催:本会の事業計画、予算・決算等の議決機関として9月・3月の年2回開催。
- 6.総務会の開催:資料の収集・作成、予算の計上、各種連絡等の業務を行う。
- 7.理事会ネットワークの構築・運用 会員管理ソフトの運用と会員動静の把握
- 8.ホームページの管理運用
特別健診部
1988(昭和63)年度より名古屋市教育委員会とともに、市内30校程度の小学校4年生をモデル対象とし、歯肉炎に特化した健診・指導を行っています。
本事業は歯周疾患の予防を題材として、児童生徒の健康増進・疾病予防(第1次予防)の推進を目的にしています。
令和3・4年度支部長
- 令和3・4年度名古屋市学校歯科医会支部長名簿
(PDFファイル)