歯の仕組み How teeth work

・エナメル質...歯の一番外側で、鉄よりも固い組織
・象牙質...歯髄(神経)を取り囲む組織で、むし歯が進行すると痛みを伴う
・歯髄(神経)...神経と血管が集まっている大切な組織
・歯肉...歯槽骨を覆う粘膜で、歯槽骨・歯根膜を守る役割がある
・セメント質...歯根部の表面を覆っている組織
・歯槽骨...骨あごの骨のうち、歯を支える組織
・歯根膜...歯槽骨に刺激が伝わらない様にクッションの役割をする組織

歯列・咬合について Dentition and occlusion

学校歯科健診での歯列・咬合診査の意義

学校歯科健診の目的は、成長発育途上にある児童生徒の口腔機能の健全な発育を育成し、全身の健康を保持増進させ、心身共に健康な児童生徒を育てることに主眼がおかれている。従って、健診時にみられる歯列・咬合が将来の健康とどのような関わり合いを持つかについて理解させ、認識させることが大切である。適切な指導をしていく上で、このパネルを有効に活用していただければ幸いである。

正常な歯列・咬合の発育変化と正しい咬み合わせ Correct meshing

乳歯咬合 切端咬合で歯間空隙
(発育空隙)が観察される

前歯部の発育完了時

臼歯の咬合状態に注目

第二乳臼歯の歯冠幅径を考えれば犬歯の萌出余地は特に問題はない

第二乳臼歯の近心面をスライスして
第一小臼歯の萌出を誘導している

永久歯咬合